チャレンジコース - 3Dゲーム制作
最終更新日: 2025-12-23
このページはチャレンジコースのカリキュラム詳細です。
カリキュラム概要
3Dゲーム制作カリキュラムでは、Blender(3Dモデリング)とUnity(ゲームエンジン)を使って、オリジナルの3Dゲームを制作し、世界に公開することを目指します。
キャッチフレーズ
「3Dゲームを創って、世界に発信しよう」
学べること
Blender(3Dモデリング)
- Blenderの基本操作
- インターフェースの理解
- 視点操作と基本ツール
-
オブジェクトの作成と編集
-
3Dモデリング
- キャラクターのモデリング
- 建物・アイテムの作成
-
マテリアルとテクスチャ
-
アニメーション基礎
- キーフレームアニメーション
- キャラクターの動き
- Unityへのエクスポート
Unity(ゲームエンジン)
- Unityの基本操作
- インターフェースの理解
- プロジェクトの作成と管理
-
シーンの構築
-
3Dモデルの配置と操作
- Blenderで作ったモデルのインポート
- 移動、回転、スケール
-
マテリアルの適用
-
物理演算の基礎
- 重力と衝突判定
- Rigidbodyの設定
- コライダーの使い方
ゲームプログラミング
- プレイヤー操作の実装
- キーボード入力の処理
- キャラクターの移動
-
カメラの制御
-
ゲームロジックの設計
- ゲームの状態管理
- スコアシステム
-
敵AIの基礎
-
UI/UXの実装
- メニュー画面の作成
- スコア表示
- ゲームオーバー画面
ゲーム公開
- ビルドとテスト
- 各プラットフォーム向けビルド
- テストプレイ
-
バグ修正
-
配信プラットフォーム
- itch.ioでの公開
- Steam/Switchでの公開も検討
-
配信に必要な準備
-
フィードバックの収集と改善
- プレイヤーの意見収集
- アップデートの実施
- コミュニティ運営
使用ツール・教材
ツール(すべて無料)
| ツール | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| Blender | 3Dモデリング・アニメーション | 無料・オープンソース |
| Unity | ゲームエンジン | 無料(Personal版) |
教材
- Blender: YouTube(日本語チュートリアル)、公式マニュアル
- Unity: YouTube(日本語チュートリアル)、公式ドキュメント
- 生成AI: コード生成、デバッグ支援、設計相談
授業の進め方(1回の流れ)
基本思想
- 教材学習は教室内で完結(自宅学習を前提としない)
- 教室でしかできないことを重視:制作、協働、質問解決、発表
- 進度差は個性:各自のペースで、各自のプロジェクトを進める
1回の流れ(90分)
| 時間 | セクション | 内容 |
|---|---|---|
| 10分 | タイピング | タイピング練習 |
| 30分 | C#学習 | C#プログラミングの基礎〜応用 |
| 50分 | 生成AI活用/IT全般 | 生成AIを活用した3Dゲーム開発、IT全般の学習 |
タイピング(10分)
- タイピング練習: 正確性とスピードを向上させる
- ホームポジションの習得: ブラインドタッチの基礎を身につける
- プログラミングに必要な記号: 括弧、セミコロン、コロンなどの入力練習
C#学習(30分)
- YouTubeチュートリアルで学習: 各自のペースで進める
- C#の基礎から応用まで: 変数、制御構造、オブジェクト指向、Unity向けスクリプティング
- 講師サポート: 詰まっている部分を優先的にサポート
- 生成AIも活用: 分からないことはAIにも聞いてみる
生成AI活用/IT全般(50分)
- 生成AIを活用した3Dゲーム開発: ChatGPT/Claudeを使ったコード生成、デバッグ
- オリジナルゲームの制作: 学んだことを活かして3Dモデル・ゲームを作る
- 講師と相談しながら進める: 何を作るか、どう作るか
- 詰まっている点を解決: 講師・仲間・AIに質問
- IT全般の学習: ネットワーク、セキュリティ、クラウドなど幅広いIT知識
進度差への対応
方針: 「進度差は問題ではなく、個性」
チャレンジコースは上級コースなので、進度差が出るのは自然です。
具体的な対策
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 個別プロジェクト | 各自が「自分のゲーム」を持つ。全員同じことをやらない |
| レベル別教材 | Blender→Unity→連携→ロジック→公開と段階的に進める |
| 相互サポート | 進んでいる子が詰まっている子を助ける(教えることで学ぶ) |
| 成果物ベースの評価 | 「どこまで進んだか」ではなく「何を作ったか」で評価 |
おすすめの学習順序とプロジェクト候補
各レベルで学んだ内容に合わせて、以下のプロジェクト候補から選んで制作します。
Lv.1: Blender基礎 - 3Dモデリングの楽しさを知る
| # | プロジェクト | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | マグカップ | シンプルな形状のマグカップを作る |
| 2 | 椅子 | 基本的な椅子をモデリングする |
| 3 | 剣 | シンプルな剣を作る |
| 4 | 家 | 基本的な形の家を作る |
| 5 | 木 | ローポリの木を作る |
Lv.2: Unity基礎 - ゲームエンジンの基本操作
| # | プロジェクト | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | ボール転がし | 傾けるとボールが転がるシーン |
| 2 | ジャンプゲーム | スペースキーでジャンプする |
| 3 | 障害物避け | 左右に動いて障害物を避ける |
| 4 | コイン集め | 動き回ってコインを集める |
| 5 | 迷路脱出 | 迷路を歩いてゴールを目指す |
Lv.3: Blender → Unity連携 - 自作モデルをゲームに登場させる
| # | プロジェクト | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | オリジナルキャラ | 自作キャラクターをゲームに登場させる |
| 2 | オリジナルアイテム | 自作アイテムを拾えるようにする |
| 3 | オリジナルステージ | 自作の建物や地形でステージを作る |
| 4 | オリジナル武器 | 自作武器を装備できるようにする |
| 5 | オリジナル乗り物 | 自作の乗り物に乗れるようにする |
Lv.4: ゲームロジック - プレイヤー操作、スコア、敵AI
| # | プロジェクト | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | シューティング | 敵を撃って倒すゲーム |
| 2 | アクションゲーム | 敵を倒しながらゴールを目指す |
| 3 | レースゲーム | コースを走ってタイムを競う |
| 4 | サバイバルゲーム | 敵から逃げ続けるゲーム |
| 5 | パズルゲーム | 仕掛けを解いて進むゲーム |
Lv.5: ゲーム公開 - itch.ioで世界に発信
| # | プロジェクト | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | オリジナルアクション | ステージクリア型のアクションゲーム |
| 2 | オリジナルアドベンチャー | ストーリーのある冒険ゲーム |
| 3 | オリジナルシューティング | 複数ステージのシューティング |
| 4 | オリジナルパズル | 頭を使うパズルゲーム |
| 5 | オリジナルホラー | 怖い雰囲気のゲーム |
成果物
- Blenderで作った3Dモデル(キャラクター、アイテムなど)
- オリジナル3Dゲーム
- ゲームの公開(itch.io など)
- ゲーム紹介動画(応用)
- 毎期デモデイでの発表
評価観点
- 思考: 課題の分解、仮説、検証回数、構造的思考
- 技術: Blender、Unity、プログラミング、UI/UX
- 態度: 主体性、粘り、協働、発表
よくある質問
Q: プログラミング経験が少なくても大丈夫ですか? A: 中級コースを修了していれば大丈夫です。Blenderでの3Dモデリングから始めて、徐々にUnityでのゲーム制作に進みます。
Q: 自宅でも練習できますか? A: はい、BlenderもUnityも無料でインストールできます。ただし、自宅学習は必須ではありません。
Q: 作ったゲームは公開できますか? A: はい、完成したゲームはitch.ioなどで公開することも可能です。講師と相談しながら進めましょう。
Q: Blenderは難しいですか? A: 最初は操作に慣れが必要ですが、YouTubeの日本語チュートリアルを見ながら進めれば大丈夫です。講師と生成AIがサポートします。
Q: 進度が遅くても大丈夫ですか? A: はい、各自のペースで進めます。「どこまで進んだか」ではなく「何を作ったか」を重視します。
関連リンク
- チャレンジコース:
- チャレンジコース(親ページ)
- mod制作
-
関連ドキュメント:
- コース比較表
- マイクラプログラミングコース
- クリエイターコース